NDD方式の特徴とメリット/デメリット

◆NDD方式の特徴

・ディーラーによる介入なく注文を約定させる方式

・トレーダーにとって最も有利なレートで約定を行う事ができる

・トレーダーが儲かるとFX会社も儲かる

・DD方式よりはスプレッドが広くなる事が多い

・海外のFX業者が一般的に採用している

◆NDD方式のメリット

①NDD方式の方が透明性は高い

②約定拒否やスリッページなどは起こりにくい

③スキャルピングも許容されるケースが多い

NDD方式のメリットとデメリットを頭に入れた上でFXブローカーを選べるようになりましょう。

①NDD方式の方が透明性は高い

NDD方式の方がDD方式よりも取引の透明性は高くなります。

FXブローカーのディーラーが約定に介入するDD方式の方が「FXブローカーにとって都合が悪い取引は約定させない」「レートを操作する」などの不信感を持たずに取引ができます。

②約定拒否やスリッページなどは起こりにくい

NDD方式はインターバンクに直接注文流すので約定拒否やスリッページなどは起こり得ません。

ただし、DD方式では約定拒否などが起こる可能性は十分あります。

NDD方式の方が圧倒的に約定力が高く、安心して取引をする事ができるのもメリットの1つです。

③スキャルピングも許容されるケースが多い

NDD方式ではスキャルピングも許容されるケースが多くなっています。

スキャルピングとは、短期間で連続的に売買を行うトレードの事。

高回転で取引を行うとディーラーのカバーが間に合わない為に業者側が損失を被ってしまう事があります。

その為、多くのDD方式の国内業者ではスキャルピングが禁止されています。

場合によっては口座を凍結されてしまう可能性もあります。

ただし、NDD方式ではスキャルピングが許容されています。

スキャルピングを行うのであればNDD方式の口座保有は必須です。

◆NDD方式のデメリット

NDD方式では収益源がスプレッドに依存している為、スプレッドが広くなる傾向があります。

スキャルピングをせず「できる限り低いコストで取引したい」という場合には、DD方式で取引をした方が良いでしょう。