FXトレードは投資の中でも特にレバレッジによって損益変動が激しくなります。
そうすると必然的に喜怒哀楽も激しくなり、心身にストレスもかかります。
いちいち短期的な損益に一喜一憂していると本当に精神が持ちません。
また、過去のトレードの記憶が将来のトレードに影響を与える事があってもなりません。
例えば、昨日のトレードの残存が今日の取引に影響を与えるようでははなからハンデを背負っているよなものです。
これからのトレードをプラスで決済させる事さえ難易度は高いのに過去のトレードの重荷を背負ってはなおさらです。
もちろん、1つ1つのトレードを一生懸命やる事は大切です。
ただ、過ぎ去った過去のトレードに固執しすぎるのはよくありません。
本来、資産運用の目的はお金を増やす事であってお金を増やす目的は自分の人生をより豊かにより充実したものにする為。
それを叶えてくれる為の手段が人生に苦しみを負わせてしまうとまさに本末転倒です。
その為、日頃からリスクを正しく理解し、負けても日常生活に支障をきたさないよう上手に付き合っていく事が大切です。
そうする事で引き受けたリスクに対するリターンを長期的にはいずれ回収する事が出来ると思います。
そもそも損失としてある程度のお金を失うのはトレーダーとしての通過儀礼です。
今どんなに豊かなトレーダーもある程度のお金を失って今の成功を収めました。
この事をしっかりと理解した上で、あらかじめ事前に損失に対する自分なりの定義付けやシナリオを決めてエントリーすれば仮に損切りになったとしてもマインドがあまりダメージを受けません。
そんなFXトレードにおいてあなたがこの先、安定して利益を上げる為にはマインドの軸がブレないトレーダーになる必要があります。
その為に、トレードは全て確率的に考える事が重要となってきます。
私の経験上トレードを%で考える事でさらに損失によってマインドへ届くダメージが緩和されるイメージです。
%思考になる事で例えば、簡単に10万円の投資資金で損切りを1万円と設定してトレードした場合、合計で10回トレードする事が出来ますがこの損切りの1万円を10%という風に%で置き換える事で「FXトレードで半分の5万円損をした」、「この5万円があれば今頃...」等現金で考える時に湧き上がってくる負の感情を緩和する事が出来ます。
ポイントは本当に純粋に%のみで金額を考える事です。
この%思考こそがレバレッジ取引の中毒性、依存性、特殊性から距離を置き、感情や欲望に振り回されないという意味でもこの%の考え方は純粋に数字の上だけでのトレードにおいて大切な考え方です。
一方、利益の面では含み益が乗るには時間がかかるもの、それが相場の仕組みというものであり、利益確定するまで損益変動があるのは当然である
そういうマインドセットを持っておくと特に焦る事なくリラックスとまでは行きませんが落ち着いたマインドで含み益増加を待つ事が出来ます。
これがポジションを長くホールドする為に大切な心構えとなります。
資産運用は落ち込まない、喜ばない、焦らない!
この大切な3つの’’ない’’を徹底して日々のトレードに向き合いましょう。